恐いもの知らずのチャレンジャーが、様々なことに挑戦するこの企画。
いろいろな経験を通して、2人のチャレンジャーが
大きくなっていく様子を見守ってください。
チャレンジャーM チャレンジャーH
第22回目は『編み物』に挑戦!
 木枯らしがひゅうひゅう吹きすさび、枯葉が舞い散る季節の到来です。寒いですよね。マフラー、セーター、帽子、手袋などなど防寒具は必需品ですよね。いつもだったら買っちゃいますよ。でも、今年の冬は手づくりで!と思い立ち、編み物に挑戦することにしました。
 決めたらまずは毛糸を買いに行ましょう!と張り切って毛糸屋に向かいました。Hと二人で完成品のサンプルを見ながら、「これいいね」、「あれはすぐに編めるんじゃない?」なんて盛り上がっていたところ、店員さんから「どういうものをお考えですか?」と聞かれました。「初めてなので、簡単なものを・・・」と答えると、「初めてだったらまずは家で表編みと裏編みの練習をしてきて下さい。(完成品のサンプルを指差しながら)最初からこういうの編もうなんて無理です!」と断言され、すげなく追い返されてしまいました。そういうわけでまずは基礎を身に付けようと、編み物の本を手に入れ、練習開始です。店員さんの助言どおり、棒針編みの基本である表編みと裏編みをやってみました。
 
編み物暦三十年の母親に教えを請い、表編みと裏編みを交互に繰り返すメリヤス編みをやります。
指がつりそうです。体全体に無駄な力が入っているので開始10分で肩が凝ってきました。ここで毛糸屋の店員さんが言ったことは正しかったのだと痛感しました。親切な人だったんですね。「すげなく追い返された」なんて言ってすいませんという気持ちでいっぱいです。
←これが表目
←これが裏目
編み目記号(JIS)で表すとこうなります。
編んでいくうちに、少しずつスピードも速くなり、表編みと裏編みをひっくり返して模様を作ってみたりと確実にステップアップしてきました。格子柄のマフラーだったら編めるかもと一条の希望が見え始めました。
←2時間で編んだ量を記号にするとこれだけです。
棒の太さよりも少し大きめの輪を作って、軽く横滑りするくらいのゆるさで編むのがちょうど良いそうです。根気よく編んでるうちに編み目もそろってくるよと母に励まされ頑張ることにしました。
 
基礎ができたところで次回は作品に取り掛かります。
何を編むかはまだ思案中。
冬が終わるまでに完成するのでしょうか?