その3 アラカブのヒミツ
アラカブとは・・・
一般的には『カサゴ』と呼ばれる、フサカサゴ科の魚。
口が大きく、頭がごつごつしている磯魚。北海道南部以南の日本各地の沿岸に分布し、岩礁にすむ。体長30cmくらいになる。体色は生息環境や深さによってやや異なり、浅所にすむものは赤みが少なく、深所にすむものは赤みが強い。
卵胎生魚で、冬に何回にも分けて稚魚を産み、1回の出産数は5,000〜15,000尾である。身肉は白身でしまり、鮮度のよいものは刺身にされ、煮付け、塩焼き、唐揚げ、ちり鍋によい。白身魚としては脂肪の多い魚で、煮付けは濃いめの味がよく、塩乾品にもされる。しかし、「磯のカサゴは口ばかり」のことばがあるように、カサゴ類は頭が大きく、全体が骨っぽく可食部が少ない。可食部は少ないが、美味である。
 アラカブの味噌汁の作り方 
1. アラカブの下処理をする。
2. 湯を沸騰させる。
3. 沸騰したところに、アラカブを入れる。
4. 煮えたら火を止め、味噌を溶き入れる。
5. アラカブからだしが出るので基本的にだしは不要ですが、お好みで調味してください。
6. できあがり。
 食べた感想 
前田
食べてみるとアラカブを鍋に入れた時の生臭みはなく、でも特別な魚の臭い(まずいわけではない)がある。
他の魚を味噌汁にして食べたことは鮭くらいで、作り方がもっと複雑。味噌の中にバターを入れたものだったように思いますが、他に魚を入れた味噌汁を知っている人は教えてください。
味はまあまあおいしかった。
宮田
さっぱりして飲みやすかった。昼ご飯を食べていたのに、飲み干してしまいました。
アラカブエキス(だし)がよく味噌汁に溶け込んでいるんですね。
アラカブってどんなカンジで体にいいのでしょう?骨なし(身だけ)味噌汁ってないのかしら?骨があったら食べにくいから。
ごちそうさまでした。
堀内
アラカブのだしがきいていておいしかったです。
具材はアラカブだけでしたが、身をほぐすのに専念するためにも、他の具材は必要ないと思いました。
廣渡
作るのがめんどくさそうと思って今まで作ったことがありませんでしたが、作ってみると簡単でした。
そういえば、母が作るアラカブの味噌汁には薬味としてレモンの輪切りが浮いていました。さっぱりとして、それはそれでおいしかったのですが、味噌汁にレモンって・・・と今日ふと思いました。
宮島
たいへんおいしいお味噌汁でした。
アラカブがもともと、とてもおいしいのですが、米麦合わせ味噌がその味をいっそう引き立てていると思います。
お昼に最高のご馳走でした。
唐津地方ではメジャーなアラカブの味噌汁。アラカブ以外に味噌汁の具となる魚はあまり思いつきませんが、全国各地にはもっと珍しい魚の味噌汁があることと思います。
今回の研究では、アラカブのここがカラダにいい!という成果は得られませんでしたが、味噌汁に魚を入れるという新境地に第一歩を踏み出すことができました。
これからも、具材の開拓に力を注いでいきます★
参考文献  / 食材図典  小学館
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