恐いもの知らずのチャレンジャーが、様々なことに挑戦するこの企画。
いろいろな経験を通して、2人のチャレンジャーが
大きくなっていく様子を見守ってください。
チャレンジャーM
勤続4年目の26歳。女。
チャレンジャーS
勤続5年目の27歳。女。
第15回目は『そば打ち』に挑戦!
『レッツ・チャレンジ』シーカヤック編でお世話になった、唐津市肥前町の【ふれあい自然塾ひぜん】で、そば打ち体験にチャレンジです。
第10回そば打ち(前編)では、そばの種まきを、第13回そば打ち(中編)では、そばの収穫を行いました。「自分で打ったソバを食べ隊」に入隊してから約3ヶ月、いよいよ最終回です。今回、レッツ・そば打ち(後編)では、そば打ちの様子をご報告します。
こちらは、講師の吉村さん。唐津市役所肥前支所の向かいにある農産加工品販売所「ひぜん生き活きの里」でもそばづくりをされています。
前回、収穫・乾燥したそばの実を挽いてそば粉にして頂きました。
吉村さんに実演を交えながら説明をして頂きます。
一人一人にそば粉300gが配布されます。約150gを使用し、残った分は持ち帰り用とします。二人一組で行うので、二人分で300g、そこから打ち粉として30gをとり、残りをこね鉢の中に入れます。つなぎは使わず、水とそば粉だけで打ちます。
水を少しずつ入れながら、すばやくまぜていきます。水を入れて軽くまぜた瞬間、ふわっとそばの香りがしてきます。「おぉ、そばのにおいだ!」と興奮しながら匂いを嗅ぎました。
最初は小さなだま状だったのが、押したり、握ったりしているうちに、まとまってきます。
慎重に水を足していたつもりなのですが、いつのまにか入れすぎていたようで手にべたべたくっつきはじめました。どうしようもなくなったので、吉村さんに助けてもらうことにしました。
なんとか生地ができあがりました。ちょっとゆるめの仕上がりとなっております。
台にくっつかないように打ち粉を降って、麺棒でのばします。押さえすぎないように麺棒を転がします。
ある程度広くなってきたら麺棒に巻きつけてのばします。
2mm位の薄さまでのばしたら、折りたたんで、麺切り包丁を持ちます。
切ります。包丁、大きいし、重いです。均等の大きさで、まっすぐ平行に切っているつもりなのですが、気付くと大きさはまちまちで、斜めにゆがんでしまっています。四苦八苦しながら、切り終えます。けっこう、太麺です
「うどんのごてしとるて〜(うどんみたい じゃないの)」と他の体験者の方にからかわれたりもしましたが、「いや、そばです!」と言い張ります。
【ふれあい自然塾ひぜん】にはかまどがあります。普通の鍋でゆでるよりも気分が盛り上がりますね。そして、たぎったお湯の中へそばを投入します。
麺が太めだったので、長めにゆでます。
水洗いして、ぬめりをとります。
とろろとかまぼことねぎを盛り付けて、わたしたちのそばの完成です!そのほかにも手作り豆腐、サラダ、漬物、ご飯などなど、地元の食材を使って盛りだくさんのごちそうを用意していただき、もう満腹です。
肝心のそばの感想です。太くて短い麺だったためか、ものすごくしっかりとした歯ごたえがありました。そして、そば粉だけで打っているので風味が強いものでした。普段食べているそばとはいろんな意味で「ひとあじ違うぞ!」という、そんなそばでした。