恐いもの知らずのチャレンジャーが、様々なことに挑戦するこの企画。
いろいろな経験を通して、チャレンジャーが
大きくなっていく様子を見守ってください。
チャレンジャーM
お盆は甲子園の応援に行きました。
  
 
チャレンジャーN
紙ヒコーキ九州大会で準優勝という輝かしい成績をおさめました。
普段は営業やってます。
第34回目は『流しそうめん』に挑戦!
 夏の風物詩といえば、花火、海水浴、夏の甲子園、肝試し、ラジオ体操、蝉の鳴く声などなど、たくさんありますよね。しかし、忘れてはならないのが「流しそうめん」。竹の樋(とい)に冷水を流し、その中をスーッと滑っていく白い麺を箸でしっかりとつかんで、宮島醤油のめんつゆにつけて、ズズっとすする。これをやらずして、このまま夏を終えられるだろうか、いやできない。ということで、この夏の最後の思い出作りに「流しそうめん」を決行しました。
 
 まずは、佐賀県唐津市内某所で竹を切ります。  草ボーボー。足元には気を付けて。
 
 チェーンソーをちょっと持ってみたかっただけのチャレンジャーM。  実際に切り倒したのは、チャレンジャーN。
 
 この竹が光り輝いていたとか、かぐや姫が入ってそうとかではなくて、単に長さ太さがちょうどよさそうだったので、この竹を選びました。  ナタで枝をとります。結構な力が必要です。
 
 そして、この竹を引っ張り出します。  作業場まで運びます。
 
 いい竹がとれたと、満足そうなチャレンジャーN。


 ここまででふたりともすでに汗だくです。暑い暑いと言いながら、作業は続きます。
 
 のこぎりで竹を切っていきます。  上手に切れた!
 
 適当な長さに切って、チェーンソーで切れ込みを入れていきます。  切れ込みに合わせて、ナタで竹を割ります。
二つに割れました。
 ナタで節をとります。この体勢はすごく腰が痛いのです。  チェーンソーできれいに削ります。そうめんがきれいに流れるかどうかは、この地道な作業にかかっています。
 
 竹の樋が完成したら、足場作りに取り掛かります。竹を三本組んで、足場にします。
 
 足場の上に竹をのせて、1台完成!これを3台、高さを変えてつなげる予定です。ここまではとても順調です。
 
しかし、ここからチャレンジャーの苦悩が始まります。 
 この足場がなかなか安定せず、段差をつけようとすると、すぐグラッとして倒れてしまいます。何度も何度もやり直し、励ましあいながら、作業を続け、何とか完成。ためしに、水を流してみます。
流れた!
 
 しかしながら、これは奇跡のバランスで立っているだけで、ちょっと当たったり、そうめんを流したりすれば、いつ倒れてもおかしくないという状態です。極めて危険と判断したチャレンジャーNとMはあっさりと竹の足場をあきらめ、他の方法を探すことにしました。
 
 どうしようか?コンテナを台にしようか?と悩んでいたところに救世主が颯爽と現れました。あっという間に土台問題は解決しました。
 チャレンジャーNパパがサッサと木で台を作ってくれました。
 お世話になります。
ついに、本当に完成。
やっと食べられるー!
 もちろん、容器も竹で作りました。素適なんですけど、難点は重いこと。のこぎりとナタで酷使した腕は、疲れ切って、プルプルしているのです。

 宮島醤油のめんつゆとわさびを入れて、準備は整いました。
さぁ、流れてこい、そうめんよ!
しっかり、受け止めました。
おいしい!
今まで食べたそうめんの中で一番おいしい。
 
さんらんぼ そば
 そうめん売り場に置いてあったので、つい買ってしまいました。  そばとそうめんを混ぜて食べてもおいしいと評判でした。
水ではしゃぐ子どもたち。
びしょ濡れ。
黙々と食べる大人たち。
満腹。
 
チャレンジャーNの感想
 朝の10時から始めて、食べ始めたのが3時頃。とにかく暑いし、足場はグラグラするし、心が折れそうになった瞬間もありましたが、助けをかりながらも最後までやり遂げることができました。これまでで一番ハードでしたが、その分、満足です。