「守るべき風土」と「変えるべき風土」
~2024年 新年のごあいさつ~

2024年1月1日
宮島醤油株式会社
代表取締役社長 宮島治


新年あけましておめでとうございます。
気持ちも新たに、今日からの仕事に向き合っていきたいと思います。

昨年も、様々な世の中の変化がありました。特に、春闘での賃上率は、30年振りの高水準となり、日本経済のサイクルが変わりつつあることを実感した1年でした。
これからは、需要の増加が物価と賃金の上昇に繋がる経済循環にならなければなりません。
私達も、今まで以上に、お客さまに受け入れてもらえるような商品づくりに、励んでいかなければならない、と強く感じているところです。

守るべき組織風土

宮島醤油の社是は 「去華就実」です。「華やかなことは捨てて、実質あることに専念せよ」という教えです。宮島醤油は、創業以来、この言葉を根本精神とし、「華美に走らず、実のある、堅実な経営を志向せよ」と自らを律し、今日まで、140年の歴史を刻んでまいりました。
この、去華就実の精神は、長い年月をかけて、何物にも代えがたい、誠実な組織風土を育んできました。その組織風土は、社会からの信頼を得ることに繋がり、様々な方々に支えられて、今の宮島醤油があると考えております。
私達は、綿々と引き継がれてきた、この素晴らしい組織風土を、これからも大切にしていきます。

変えるべき組織風土

時を経て、組織の機能分化が進み、働く人々の価値観も多様化してきました。
組織の近代化、価値観の多様化、事業の多角化は、時として組織の軋轢を生み、宮島醤油の社内でも、目に見えない壁の存在を意識せざるを得ないことも多くなってきました。
組織の壁をなくし、様々な価値観を持つ社員が、遠慮なく、安心して、自分の考えを述べることができる、そういう組織にしていかなくてはならないと思っています。
長い時間をかけて培われてきた、当社の実直、誠実な組織風土を大切に守っていきながら、人の意見に真摯に耳を傾け、色々な場所で、様々な場面で、創造的な議論が常に行われているような会社にしていきたいと考えています。
当社の強みは「人の力」だと思っています。
組織内の相互信頼をより一層強固なものにし、コミュニケーションを活性化することにより、個々の力を結集させて、課題を解決していきます。

本年も引き続き、ご指導とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。