レッツ・チャレンジ

第46回目は『焼きいも』に挑戦!

 枯葉舞う季節になりました。日ごと寒さが募ります。ほかほかの何かであったまりたい!そんな気分です。前回は『タケノコ』、前々回は『茶会』、その前は『かき氷』と食べて、飲んでの食いしん坊チャレンジが続いていますが、今回もその流れに身を任せ、『サツマイモ』です。

 メンバーは『レッツ・タケノコ掘り』と同じチャレンジャーEMNの3人です。11月末、佐賀県唐津市内某所で、たき火で焼きいもにチャレンジです。

半年前のタケノコ掘り
チャレンジャーEMN

 いもはサツマイモ界のニューフェイス「からゆたか」を使用します。昨年11月に登録されたばかりで、佐賀県唐津・上場地域の風土に適している期待の品種です。早く大きく育ち、たくさん収穫できます。また外観が良く、食感はねっとりしていて、焼きいもに適しています。

 サツマイモの別名「唐いも」の「から」と、多収を示す「ゆたか」を組み合わせて命名されました。唐津の「から(唐)」が名前に入った、今回のチャレンジにぴったりのサツマイモです。

「からゆたか」

まずはたき火用に落ち葉と小枝を集めます。

両手に落ち葉を持って
嬉しそうなチャレンジャーM

コンテナ一杯に落ち葉を集めて
嬉しそうなチャレンジャーN

小枝を細かく折って、丸めた新聞紙の上にのせ、火をつけます。

 火が上がってきたら、落ち葉を投入します。浅めのコンテナ6杯分の落ち葉を燃やして灰を作っていきます。

 時々空気を送ってどんどん燃やします。炎を見ていると不思議なことに楽しくて、飽きずにずっと眺めていられます。

 火が落ち着いてきたので、サツマイモの準備に取り掛かります。サツマイモを水洗いし、濡らした新聞紙で包みます。その後さらにアルミホイルで包みます。


 火が弱くなり、サツマイモを入れられるだけの灰ができました。ボーボー燃える火で焼くのかと思っていましたが、いろいろ調べてみると、おき火でじっくり焼くのがよいそうです。温度が高すぎると外側だけ焼けて、内側は生になります。

 灰を持ち上げ、中にサツマイモを入れていきます。

 この状態で1時間待てば、しっとりした甘い焼きいもが出来あがります。

 しかしながら、ただ待つというのはとても退屈で、忍耐力が足りないチャレンジャーたちは、落ち葉を灰の上にのせてみたり、小枝で突っつきまわしたりと落ち着きのない行為を繰り返します。もう一度炎が見たいという欲求を抑えられず、挙句の果てには、残った落ち葉をすべて投入し、マッチで火をつけるという蛮行に及びました。


 遊んでいるうちに、一時間が経過し、サツマイモを取り出す時がきました。

 ちゃんと中まで火が通っているかなと、少し不安な気持ちで開けてみました。

 そして、割ってみると湯気がふわーっと広がり、黄色くなった断面が見えてきました。

 こんなにきれいに焼けました!さっそく食べてみます。

 フーフーして、ハフハフしながら食べると、あまりのおいしさにカメラ目線になります。じっくり弱火で焼いたことで、しっとりとした舌触りになり、甘さも十分に引き出されています。

チャレンジャーM

チャレンジャーE

チャレンジャーN

たき火の前で記念写真
チャレンジャーMEN

2015年12月