レッツ・チャレンジ

第53回目は『しいたけ栽培 後編(本伏せ~収穫)』に挑戦!

チャレンジャーMEN

 数あるキノコの中でも人気、知名度ともに抜群の存在感を誇る「しいたけ」。前回『しいたけ栽培 前編(種駒の打ち込み~仮伏せ)』にチャレンジしたチャレンジャー達はしいたけを食べることができたのか!?1年越しでようやくご報告!

(4)本伏せ

 しいたけ菌糸の活着した原木を、更に原木全体へ菌糸がまん延できるような条件下で管理します。これを「本伏せ」と言います。

 チャレンジャーNの実家で管理(水撒き、菌糸の成長確認など)された原木は2021年5月頃会社の裏庭にやってきました。白いカビみたいなのが広がっていて、森産業さん説明書によると

木口面に白い菌糸が発菌しているかも知れません(菌の活着が順調な証です)。

とありますので、順調のようです。

始めはみんなが物珍しく観察して人気の原木でしたが、
1ヶ月たち、2か月たち・・・うんともすんとも言わない日々が続き・・・

とうとう見なくなってしまったある2022年の3月、ドラマチックな展開も派手な演出もない地味な作業系チャレンジと自虐を重ねたシイタケ栽培に、ようやく変化が訪れました。

それは10か月を過ぎた3月の終わりごろ
 

運転手Wさん「しいたけ生えとるよ~」

チャレンジャーE「!!!!ホントですか!?」

すぐ会社の裏庭に見に行くと、可愛いしいたけが生えていました。

それから1週間後・・・ほかの原木にもしいたけが生えていました!

赤い丸で囲まれたところにしいたけが生えています(場所は裏庭ですが、少し移動させました)

 


(5)収穫と実食

 さあ、収穫です!収穫はチャレンジャーEが担当しました。

収穫したしいたけ

ここで話題になるのが、どう調理して食べるのか?です。

収穫したしいたけをご覧いただけると分かると思いますが、実際に触ってみるとその表面は私たちが日頃知っているあのしいたけのしっとり感はなく、むしろだしに使う時の干ししいたけのような硬さです。

「干してだしにして使う?」という意見も出ましたが、やはり食べてみないと、ということで決まりました!

王道の「醤油バター炒め」です。

材料
・醤油(今回は唐津くんち醤油を使用)…適量
・バター…多め
・収穫したしいたけ(大きいしいたけは食べやすいようにカット)

温めたフライパンでバターを溶かし、しいたけを並べる

蓋(アルミホイルで代用)をして火を通す(弱火)

火が通ったら

最後に醤油を振りかけてからめる

出来上がり

いざ実食です!チャレンジャーMが食べます。

チャレンジャーMコメント「歯ごたえがあっておいしかったです。良いしいたけはアワビみたいな食感らしいのですが、近いものがあったと思います。(後日談)」

収穫や調理に実食に立ち会った人たちのコメント

「なにこれ!美味しい!」

「食べ応えがある!こんなしいたけ初めて食べた!」

「歯ごたえがすごい!美味しいね」

~しっかりとした歯ごたえの肉厚「どんこ」が採れる!~

というキャッチコピーどおりの歯ごたえ!!!!!

 嘘じゃありませんでした!


 食べ放題ではありませんでしたが、またいつの日か生えてくるしいたけを楽しみに、たまに原木を確認する。地味系チャレンジは続きます。

参考:森産業株式会社 もりのきのこ種菌「もりの金太郎」しいたけの原木栽培の手引き

2022年4月27日実施